ミカガミのシナリオライターさんから、シナリオの書き方に関する質問がきたので、この場を借りて回答したいと思います。

Q)
たとえば女性視点のゲームの場合、「かっこいい(好みのタイプの)男性に愛される」という日常ではなかなか味わえない喜びを体験できるよう、ストーリーを作っていくことが大事だと思っています。
ただ人それぞれ、お客さまが「キュン」とくるポイントは違うと思っています。

そこでぜひ教えていただきたいのは、シナリオで「きゅんとさせるリズム・方法・流れ・法則」のようなものは存在するのでしょうか?
また、その感性を磨くためには、シナリオライターとして、どのような視点でものを見る事を心がければよいのかといったアドバイスをぜひお聞かせいただきたいです。

A)
> ただ人それぞれ、お客さまが「キュン」とくるポイントは違うと思っています。

そうですね。
ただ「このキャラにこう言われるとキュンと来る」という『キャラ』と『キュンとさせるポイント』は、基本的に連動してくるのかな、と思います。
だから、ゲームではたくさんのキャラを用意していて、『お客さまが、どれかのキャラ(とキュンポイント)のファンになってくれないかな』と対策を講じていると考えられます。

> そこでぜひ教えていただきたいのは「きゅんとさせるリズム・方法・流れ・法則」のようなものは存在するのでしょうか?
> また、その感性を磨くためにはどのような視点でものを見る事を心がければよいのかといったアドバイスをぜひお聞かせいただきたいです。

お客さまが「どんな風に、キャラをみているのか」を把握して、
そのキャラが「どんなセリフを言えば、お客さまの欲求を刺激できるのか」を検証する。
これが秘訣と言えば、秘訣かなと思います。

あと心がけの部分としては
「普段から人に興味をもって、人をよく観て、人について考える」ことと、
「自分がどういう人間なのかを把握しておく」というのも大事かなと思います。

上手なライターになればなるほど、人間への洞察力が磨かれているために、書けるキャラの幅は広がっていきます。
……とはいえ、やはり人なので「興味をもちやすい人間像」には偏りがあるので、
まずはライターである自分自身がどんなキャラなら書きやすいのか。それはなぜなのか。
そして、どう心がけていけば、他の傾向のキャラも書けるのか。それらを考えていくのがよいかと思います。